離婚や別居などの協議書作成業務
離婚や別居などの協議書作成業務
本日は、お客様から頂いたmaxim`s peparisのお菓子を頂いて居ります。
先日、協議書作成のお仕事が完了したので、
依頼者さんが、わざわざお菓子を持ってご挨拶に訪れて下さいました。
当事務所は、私の実家に間借りをして居りますので
お客様へのお茶出しは、母にお願いして居るのですが
お客様が帰られた後。。
「 あの女性は、この前の女性と同じ人なの???
この前の方よりも凄く若く見えたけど。。 」
と言いました。
同一人物で御座います。
彼女が当事務所に訪れたのは、約一月前でした
凄く慌てた様子で駆け込んで来たという感じでした。
一刻も早く協議書を作成して欲しいという依頼で
「 一日でできますか? 」
電話で、こう言われました。
人様の大事な権利義務についての協議書を
一日で作成するなどということは、到底致しかねますので
「 できません 」 とハッキリ御断りさせて頂きました。
そこを気に入って頂き、事務所に面談に来て頂く運びとなったのです。
この時、彼女はただならぬ形相で事務所に訪れ
4時間程、お話しを伺うことになりました。
その後、協議書作成の過程において
何度も、電話やメールのやり取りを重ね
彼女が不安になった時などは、夜の遅い時間でも
彼女の求めに添い、お話しをさせて頂きました。
そして彼女は、少しづつ精神的に安定して行った感じでした。
先月末に、無事協議書の作成も終了し
ご挨拶に訪れて下さった時は、凄く明るい表情をして居られました。
母が、別人と見間違った理由は、ここにあるのだろうと思います。
相手を責めたい気持ちは私にも充分分かるのですが
責めることでは何も解決は致しません。
むしろ逆の方向に進んで行ってしまう場合が多いように思います。
起こった出来事に関しては、取り戻すことはできません。
無かったことにもなりません。
だったら、これからできる最善のことは何だろう?
こんな風に考えられると宜しいと思います。
私は、行政書士ですので書類作成が業務です。
でも、一人の人間でも有りますので
依頼者様の御心に添いながら
時には愚痴の聞き役に。。
時には比較的豊かな人生経験から学んだアドバイスなどを。。
依頼者様より、お菓子だけでなく
とても素敵なお言葉を頂きました。
「 先生じゃなかったら、
私はここまで乗り越える事が出来なかったと思います。
本当に有難うございました。 」
わ~い♪ 凄くうれしかったです。
凄~~く大変な業務だっただけに、喜びはひとしおです。
離婚や、離縁、別居などの協議書作成のお仕事は
単純に書類を作成すれば良いということではなく
依頼者さんのお気持ちと共に進めて行く必要があるので
行きつ戻りつ。。と中々思うようには進行しません。
でも、この作業が一番大事だと思って居ります。
なぜなら。。書類を作成すれば解決するという性質の問題では無いからです。
少しずつでも、心も一緒に進行して行く必要があると思うのです。
心を置き去りにした協議書を作成しても
実際は、依頼者さんにとっての本当の解決とは成らないのではないか。。
そう思って居ります。
当事務所は、協議書作成に関しては
あくまでも中立の立場で行います。
協議書作成において、一方だけに特に有利なアドバイスをするなどという事は致しません。
当然ですが、双方様にご説明をさせて頂き
充分ご理解頂いたうえで、両者が合意された事のみを
協議書として作成させて頂きます。
ですので、依頼者様の双方からご信頼を頂くことができ、
よりよい協議書を比較的スムーズに、作成することができるのだと思います。
人生において、保証されて居ることなど何も有りません。
いつ、何が自分の身に降りかかってくるのかなど、誰にもわかりません。
ですが、その時に自分がどう対処できるか。。これが重要だと思います。
自暴自棄に陥ったり、他人を傷つけたりしてみても、何も解決は致しません。
解決の道は必ず有るのです。
横浜市、川崎市を中心に離婚・別居・離縁などの協議書作成の業務をさせて頂いて居りますが、場合によりましては、各地からのご依頼も承ります。