円満離婚のための婚姻中の金銭管理(適切な夫婦の財産管理)
円満離婚のための婚姻中の金銭管理(適切な夫婦の財産管理)
離婚の際、問題となる財産分与ですが、婚姻中の財産管理方法が結果的に婚姻破綻に繋がって居るのではないかと感じることがあります。
夫婦の財産管理の方法は、各家庭それぞれだと思いますが、離婚の際に問題となるケースは以下の3つのタイプが多い
1.夫が稼ぎ、妻が管理するタイプ(夫は財産の内容を知らない)
2.夫が稼ぎ、夫が管理するタイプ(妻は財産の内容を知らされてない)
3.共働きで、各自生活費の負担額、又は生活費の分担範囲を決定し支出、生活費以外の稼ぎは各々の管理とするタイプ
1.や2.の場合は、一方のみが財産を管理して居るため、相手方はその財産の内容を把握していない場合が多く、3の場合は、生活費以外については互いに関与してないために、離婚の際に揉めるケースが多い
直接的な離婚の原因が夫婦の財産管理とは別のところにある場合でも、これまでの夫婦の財産管理の方法が家庭の中での力関係や役割等を作り出し、そのバランスの悪さが離婚原因に結びついたのでは。。と感じることがあります。
円満な離婚をするための財産管理と考える方はいらっしゃらないと思いますが、円満な家庭を築くための「夫婦にとって適切な財産管理の方法」をお考えになると宜しいのかもしれません。。